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7月と11月に「2022 博士キャリアメッセKYOTO」 を開催しました。

【日時】
2022年7月 7日(月)12:30-17:30(第1部)
2022年11月1日(火) 9:20-17:00(第2部)
【場所】
オンライン(チャット活用) 事務局のみ京都工芸繊維大学で対面 (第1部)
オンライン(チャット活用) 事務局のみ立命館大学で対面    (第2部)
2022 博士キャリアメッセKYOTO 第1部チラシ
2022 博士キャリアメッセKYOTO 第2部チラシ
【参加者】
約160名(内 大学院生約120名)  Part 1:社会人発表、Part 2:博士学生と社会人交流 (第1部)
約140名(内 発表博士学生約 50名) Part 1:博士学生発表、Part2:博士学生交流     (第2部)
【内容】
博士に対する期待や現状を産学公が本音で語りあい、博士後期課程の学生を京都・奈良で盛り上げるため、大変好評だった昨年に続いて、6大学(※1)が連携して実施しました。2大学が新たに企画運営の事務局として加わり、「博士学生を知る」、「社会を知る」、「交流の場」、「スキルアップ」、「共に育てる」場の提供を目指しました。
オンラインでの発表、その後のチャットでの意見交換、ルームを活用した交流などで、ここでしか得られない様な貴重で活発な場ができました。学生や社会人が共に、限られた専門家が集う学会の場ではないことも踏まえて、大学と社会がつながるマインド醸成、専門を超えるリーダーとしてのマインド醸成、キャリアを考えるきっかけ、トランスファラブルスキル醸成にも生かしていただける新たな場となりました。
第1部では、企業・アカデミアなど様々なフィールドの社会人博士が登壇し、人文法系・理工系など様々な分野での学生生活をバックボーンに、現在の活躍する様子や学生時代の経験談などのプレゼンや質疑応答で、貴重な学びや気づきを得ました。交流会では博士学生への期待の下で、社会での働き方や、先輩のリアルな経験談など、ここでしか聞けない話しなど、様々な意見交換をしました。
第2部では、博士後期課程の学生が、自身や研究活動を、社会人や異分野専門家の前でショートプレゼンしました。今年度は、登壇者が約50名と倍増しただけでなく、医理工系に人文法社などの様々な分野、英語セッションの留学生など、多様な学問分野や異なる文化的背景をバックボーンに持つ大学院の学生達が参加しました。交流会では、普段出会う機会が少ない博士学生同士での意見交換で盛り上がりました。
本フォーラムの趣旨でもある。優れた大学と企業が集う京都・奈良の若者が、自らの研究活動などの情報・意見交換で共鳴し、新たに世界を広げ、次の研究や行動に向けたエネルギーや活力を得ていただく場として、今後も進化させていきます。
(※1)①文科省「科学技術イノベーション創出に向けた大学フェローシップ創設事業」、②JST「次世代研究者戦略的研究プログラム(SPRING)」に採択された以下の6大学
・京都工芸繊維大学:①京都産学共創「超階層」マテリアル人材育成フェローシッププログラム ②異分野融合人材育成フェローシッププログラム
・京都産業大学:②トランスファラブルスキルを身に付け た科学技術を牽引するリーダーの育成
・京都府立医科大学:①京都府立医科大学次世代育成「2121」フェローシップ
・同志社大学:①同志社大学大学院博士後期課程若手研究者育成フェローシップ制度 ②同志社大学大学院博士後期課程次世代研究者挑戦的研究プロジェクト
・奈良先端科学技術大学院大学:①創発的先端人材育成、グリーンバイオエコノミーフェローシップ、マテリアルイノベータフェローシップ ②先端科学技術融合分野におけるイノベーティブ博士人材支援プロジェクト
・立命館大学:①立命館大学NEXTフェローシップ・プログラム ②RARA学生フェロー
【参加者アンケート結果】
①非常に良かった・良かった ②どちらともいえない ③あまり良くなかった・良くなかった
<第1部>
 今回のイベント満足度 ①98% ②2% ③0%
 発表内容       ①95% ②3% ③2%
<第2部>
 今回のイベント満足度 ①90% ②8% ③2%
 発表内容       ①94% ②6% ③0%
【当日の様子、参加者、受賞者】
 第1部 事務局の様子

 オンライン・ファシリテーションの様子

 第2部 各大学にて ベストインパクト賞・企業賞授与の様子

以上