【日時】
2023 年 7 月 10 日(月) 12:30–17:30 (第1部:社会人(博士)登壇)
2023 年 11 月 7 日(火) 13:00–17:30 英語 Day (第 2 部:博士学生登壇)
2023 年 11 月 8 日(水) 11:00–17:30 日本語 Day (第 2 部:博士学生登壇)
【場所】
立命館大学 朱雀キャンパス +オンライン (第 1 部)
京都工芸繊維大学 60 周年記念館 +オンライン (第 2 部)
【参加者】
約 140 名(発表社会人(博士)10 名) (Part 1:社会人発表 Part 2 博士学生と社会人交流) (第 1 部)
約 65 名(発表博士学生 16 名) (Part 1:博士学生発表 Part 2 博士学生交流) 英語 Day (第 2 部)
約 80 名(発表博士学生 30 名) (Part 1:博士学生発表 Part 2 博士学生交流) 日本語 Day (第 2 部)
【内容】
概要
国や未来社会に大きな影響力を発揮する高度専門人材として、博士学生に対する大きな期待のもと、「博士学生を知る」、「社会を知る」、「交流の場」、「スキルアップ」、「共に育てる」ことをモットーに 3 年目の開催となりました。社会人と学生が双方向で学び、気づき、切磋琢磨できる場として、また、専門分野へどっぷり浸かる中で、孤立しがちな博士後期課程の学生を京都・奈良で、勇気づけ、盛り上げるべく、毎年新たな企画に挑戦しています。
第1部では、人文社会系を含む多様な分野の博士号を取得した社会人が登壇し、キャリアモデルにもなるような貴重な経験が語られました。企業からはインターンシップ取り組み紹介や企業と学生との対面交流を行いました。学生だけではなく、社会人にとっても新たな発見や視野が広がるような経験談や話題に触れて、アットホームな雰囲気の中で活発な交流ができました。
第2部では、昨年の一部英語セッションを進化させて、すべて英語での発表・質疑・交流の日を設けました。英語・日本語の 2 日間共に、留学生を含む多くの博士学生が登壇し、ショートプレゼンをしました。社会人参加者からの鋭い質問に、幅広い専門分野の学生達が応え、学生も社会人も 20 分のQ&A時間が足りないほどに盛り上がりました。グループ別の交流会ではファシリテーターがいらないほどに大盛況となり、博士学生のグローバル適応力や潜在能力の高さを垣間見ることができました。失敗歓迎の挑戦の場として企画しましたが、多くの博士学生の個性と多様なキャリアの可能性を感じられて、新たなネットワーク作りのきっかけにもなる充実した2日間となりました。
毎年、フォーラム参加団体から、複数の大学・企業、多岐にわたる専門分野・世代・職務の方々が一堂に会しており、貴重な異分野情報やそれぞれの多様な立場での気づきや学びを得られる場となっております。限定分野の専門家が集う学会や研究会ではないことも踏まえ、大学と社会や産業界が共につながるマインド醸成、自分野を超えるリーダーとしてのマインド醸成、キャリアを考えるきっかけ、トランスファラブルスキル醸成にも生かして頂けます。
優れた大学と企業が集う京都・奈良の若者が、自らの研究活動などの情報・意見交換で共鳴し、新たに世界を広げ、次の研究や行動に向けたエネルギーや活力を得て、将来のイノベーションを担う人材が育つように、今後も進化させていきます。
運営事務局
①文科省「科学技術イノベーション創出に向けた大学フェローシップ創設事業」、②JST「次世代研究者戦略的研究プログラム(SPRING)」 に採択された 6 大学(※)が中心となり、産学協力の下で企画、運営しています。
(※)京都工芸繊維大学(①京都産学共創「超階層」マテリアル人材育成フェローシッププログラム ②異分野融合人材育成フェローシッププログラム)、京都産業大学(②トランスファラブルスキルを身に付けた科学技術を牽引するリーダーの育成)、京都府立医科大学(①京都府立医科大学次世代育成「2121」フェローシップ)、同志社大学(①同志社大学大学院博士後期課程若手研究者育成フェローシップ制度 ②同志社大学大学院博士後期課程次世代研究者挑戦的研究プロジェクト)、奈良先端科学技術大学院大学 (①創発的先端人材育成、グリーンバイオエコノミーフェローシップ、マテリアルイノベータフェローシップ ②先端科学技術融合分野におけるイノベーティブ博士人材支援プロジェクト)、立命館大学(①立命館大学 NEXT フェローシッププログラム ②RARA 学生フェロー)
参加者アンケート
選択 ①非常に良かった ②良かった ③どちらともいえない ④あまり良くなかった・⑤良くなかった
<第1部> 肯定的(選択①②)評価が 95%以上
(コメント抜粋)
・学生と社会人の交流会で、修士・博士の学生と意見交換をできて、非常に有意義な時間を過ごせた。
・企業側も他社の取り組み事例を聞けて勉強になる。
・今、M1 で、就職か博士後期課程進学か悩んでいるため、社会人博士のプレゼンと企業の方との交流会で考えを聞くことができ大変参考になった。
・大学院後のキャリアパスの多様性について、学生の認識が深まったと思う。
・交流会の企業の方々に、丁寧で柔軟な対応をしていただけて良かった。
・運営事務局も連携仮想組織として一体感を有し、質の高い交流ができている。
<第 2 部> 肯定的(選択①②)評価が 95%以上
(コメント抜粋)
・異分野や外国の方と関わり、博士学生に対する視野が広がったと感じた。
・異分野交流、専門外の人にも自分を理解してもらうコンセプトがすごく良かったと思う。
・趣旨(世界で活躍・売り込む力・異分野異文化交流)をよく理解して発表に臨まれたと思う。
・短時間に凝縮して数多く取り上げられるいい部分ともう少し詳しく聞きたい部分と両側面がある。
・博士課程進学に迷っている修士学生にもいいイベントだと感じた。
【ポスター】
博士キャリアメッセKYOTO第1部_ポスター
英語ショートプレゼンレクチャー(第2部開催前)
Tips for Short Presentation & Scientific Communication
【写真】
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