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■第8回のお互いを知ろうの会を、同志社大学 良心館・寒梅館で開催しました。

【日時】

2025年11月11日(火)14:00~17:30

【場所】

同志社大学 良心館・寒梅館

【参加者】

京都クオリアフォーラムの15会員から約80名

【概要】

□3つの部会(健康・医療・介護、スマート農業、エネルギー・モビリティ)のリーダーから、上半期の活動状況を報告し、

京都産大豆の栽培試験の状況や、大学の脱炭素化モデルの検討など今後の活動方針などが示されました。

他の部会メンバーとお互いの活動の状況や課題を共有することができました。

 

□ポスターセッションでは、各会員から22件の発表に加え、5会員から計10件の実機デモ紹介がありました。

それらを通して、会員同士で新たな社会課題・ニーズについて意見交換・交流を活発に行うことができました。

【ポスター発表/デモ展示例】

・同志社大学 「月面砂(金属酸化物)からの1ステップ金属・酸素生成」

・村田機械 「サプライチェーンCO2排出量削減の取り組み」

・京都大学 「免許返納リスクから考える今後の交通計画」

・村田製作所 「血行モニタリングによる生活習慣の改善」

・京都産業大学 「超小型衛星搭載用小型赤外選鉱分散分光器の開発」

・三洋化成工業 「細胞外小胞精製用スピンカラムキット EXORPTION」

・奈良先端科学技術大学院大学 「腸音計測によるAI排便予測」

・京セラ 「仮眠起床AIシステム sNAPout」

・立命館大学「シリコン上に密な四角錐台配列をエッチングで作製」

 

□「部会ミーティング」では、日ごろの各部会の活動を振り返り、今後の方向性を再確認するとともに、

飛び入りの参加者からもご意見を頂戴し、実証実験の段階に活動が進んだ場合の課題を討議しました。

【部会ミーティングの概要】

●健康・医療・介護部会

「睡眠・ストレス」について、会員企業の回答したアンケートを切り口に、本部会の目指すアウトカムやアプローチをディスカッションをしました。

睡眠に関して先進的な取り組みを実施されている企業もあり、詳細な話を伺える機会を設けられないかなどと話が盛り上がりました。

「歩行」については、今後の活動方針について話し合いました。

●スマート農業部会

10月に部会活動として見学した京都大学木津農場で取り組まれているスマート農業分野の取り組みについて、事例紹介し意見を交換しました。

また、別途進めている京都産大豆の栽培試験状況や年末までの活動の取り組みを共有し、今後の活動計画を話し合いました。

●エネルギー・モビリティ部会

会員大学が直面している電気代の削減を起点に、カーボンニュートラル社会の実現に向け会員が持つ技術の組合せができないかを議論しました。

EMS(エネルギーマネジメントシステム)や「水素」に関連した技術・商品は複数の会員が持っているため、EMSとの連携し蓄電池の代替として水素利用に向けた活動の可能性を検討しました。

また、フォーラム会員が保有していない技術もあるため、今後スタートアップ企業との連携などをするときの課題についても意見交換しました。

 

【写真】