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京都クオリアフォーラム 2025年度定時総会を開催しました。

 

日時:2025年6月2日(月)16:00〜17:20
場所:ザ・サウザンド京都「花鳥の間」
出席者:堀場会長、17会員のうち15会員の代表者ご本人と2会員の代理者がご出席

議事:
2025年6月2日(月)16時、ザ・サウザンド京都「花鳥の間」にて「京都クオリアフォーラム 2025年度定時総会」が開催されました。
産学の垣根を越えて未来の価値をともに創る本フォーラムは今年で設立5年目を迎え、節目の年にふさわしく17会員中15名の代表者ご本人がご出席という熱意に満ちた集いとなりました。

総会はまず堀場厚会長のご挨拶で始まり、代表者の交代が紹介されました。
SCREENホールディングスの垣内前会長が退任され、後任として参加された廣江会長が、
「イノベーションと人材育成、どちらも企業にとって欠かせないテーマです。私も積極的に貢献していきたいと思います。」
と抱負を語られました。
また、同志社大学の小原学長も今回初めて出席され、
「京都クオリアフォーラムは、信頼に基づいたパートナーシップの場。実効性ある議論に本学も貢献していきたいと考えています。」
と挨拶されました。

続いて、岩坪幹事長の議事進行のもと、2024年度の事業報告が行われました。
3つの部会が中心となった「テーマ探索事業」では、健康・医療・介護部会が京都府立医科大学に歩行測定拠点を整備中であることや、IVS 2024 KYOTOでのサイドイベント開催が報告されました。
「人材育成事業」では、博士キャリアメッセの継続開催や、「本音で語る会」を通じて、産学双方が“社会で活躍する人材とは何か”を本音で語り合う貴重な場がつくられました。
広報面でも、Teams活用による会員間の情報共有の土台や、会報発行によるなどが少しずつ形になってきたとのことです。

次に発表された2025年度の事業計画では、昨年度までの事業をさらに発展させるためいくつかの新たな提案がなされました。
テーマ探索事業の健康・医療・介護部会では、前述の歩行測定拠点を活用した共同研究を本格的に開始することが紹介されました。
これにあわせ、京都クオリアフォーラムの知的財産の取り扱い方針を議論するため、知財ポリシー検討会の立ち上げも報告されました。
また、スマート農業部会では京都特産の農産物の活用に関する取り組みが、
エネルギー・モビリティ部会では「けいはんな地区」を候補として“京都クオリアモデル”の実証実験を行う構想が提案されました。

また、人材育成事業では、従来継続してきた博士課程学生の支援を目的とするインターンシップの再設計やC-Engineとの連携を模索することと、

大学・企業が協力して合宿形式の人材育成プログラム「ドクタートレーニングキャンプ」を開催することが発表されました。
さらに、会員企業の海外拠点などを活用した留学支援や研修機会の提供を検討することも新たなテーマとして掲げられました。

総会の後半では、テーマ探索と人材育成事業の事業計画について、代表者からさまざまな意見が交わされました(以下に一部内容を紹介)。
「歩行測定の目的は疾患の早期発見だけでなくウェルビーイング全般に広げるべき」
「スタートアップとの交流を、企業とのマッチング機会にも拡大してはどうか」
「博士課程学生向けの海外研修や長期インターン支援への奨学金提供も検討に」
代表者による議論の中で繰り返し浮かび上がったのは、「フォーラム内外での認知度向上」「活動への積極的参加」「信頼に基づいた連携」の3つのキーワードで、
これらを今後のフォーラムの活動の基本方針とすることが確認されました。

上記の事業計画案と予算案について議長が、提示された意見を事業遂行に反映させることを前提として
事業計画と予算は提案通り承認することを諮ったところ全員異議なく、事業計画と予算は原案の通り可決されました。
最後に、堀場会長から次のようなコメントをいただいて総会は閉会されました。
「今日の議論を次のステップにつなげるために、私たちの活動をどう世の中に“浸透”させていくかも大切です。今の時代にあったやり方があると思うので考えていきたい。」

京都クオリアフォーラムは、これからも「信頼に基づく実践の場」として、産学の垣根を越えた共創に挑み続けます。